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cinemaOS

よくある問題の解決

保存中にフリーズして作業が消えた?プロジェクト復旧ガイド

保存中に編集ソフトが固まった、プロジェクトが開かない。そんなときにカットを取り戻す手順、今日見直すべき自動保存とバックアップの設定、再発を防ぐ習慣を解説します。

保存中に編集アプリがフリーズした、あるいはプロジェクトが開かなくなったら、そのファイルでの作業をやめてください。上書き保存しない、アプリにその場で「修復」させない、ゴミ箱を空にしない。プロジェクトフォルダ全体を安全な場所にコピーし、最新の自動保存かバックアップを探します。ほとんどのNLEは、それらを別のフォルダに書き込んでいます。たいていの場合、動画編集のプロジェクトはクラッシュの数分前の状態まで復元できます。

このガイドの残りでは、復旧の手順を一つずつ説明し、次のフリーズで失うのを数日ではなく数分で済ませるための設定、そしてcinemaOSのプロジェクト保護の考え方を紹介します。この問題はPremiere Pro、Resolve、Final Cutなどさまざまなソフトで報告されているので、どのツールを使っていても役立つように書いています。

最初の1時間:取り戻せるものを取り戻す

順番どおりに進めてください。各ステップが、次のステップのための証拠を守ります。

  1. 何かに触れる前に複製する。 プロジェクトファイル、その自動保存フォルダ、キャッシュやライブラリのバンドルを別のドライブにコピーします。復旧の試みはすべてコピーで行います。
  2. 自動保存を探す。 Premiere Proは、環境設定で指定したプロジェクトの場所の隣か中にあるAuto-Saveフォルダに保存しています。Resolveは、プロジェクトの保存と読み込みの環境設定で指定した場所にプロジェクトのバックアップを保存します。Final Cutのライブラリは独自のバックアップを持っていて、デフォルトではムービーフォルダ内のFinal Cut Backupsフォルダにあります。変更日で並べ替えましょう。
  3. 最新の自動保存を新しいプロジェクトとして開く。 元のファイルに上書きする形で名前を変えないでください。開けたら、すぐに新しい名前で保存します。
  4. 最新のものが開かなければ、1つ前に戻る。 破損は最後の書き込みに入り込むことが多いものです。10分前の自動保存は、たいてい無事です。
  5. 開けるコピーから交換用ファイルを書き出してみる。 壊れたプロジェクトが開いても挙動がおかしいなら、シーケンスをXML、FCPXML、EDLで書き出し、新しいプロジェクトに読み込みます。エフェクトは失いますが、編集の判断は残ります。高くつくのはそちらのほうです。
  6. 読み込み直さず、再リンクする。 こうした事態でメディアが壊れることはまれです。復旧したプロジェクトを元のファイルに向け直してください。
  7. 何が起きたかを書き留める。 フリーズした時刻、何をしていたか、ディスクの空き容量はどれくらいだったか。パターンはすぐに見えてきます。

何も開かないなら、ソフトのせいにする前にドライブ自体が健全かどうかを確認してください。故障しかけた外付けドライブは、壊れたプロジェクトとまったく同じように見えることがあります。

本当に守ってくれる自動保存の設定

デフォルトの自動保存の設定は、安全よりも手軽さを重視して調整されていることがよくあります。今日、次の項目を見直してください。

  • 間隔。 編集中なら5〜10分ごとが妥当です。15分以上は、密度の高い作業では失うには長い時間です。
  • 保持するバージョンの数。 少なくとも20〜50は残しましょう。数が少ないと、不良な保存が気づかないうちに正常なものをすべて押し出してしまいます。
  • 保存場所。 できれば、自動保存はプロジェクトとは別の物理ドライブに置きます。プロジェクトのドライブが壊れても、自動保存は残ります。
  • クラウド同期フォルダ。 同期クライアントがアップロード中のフォルダに、作業中のプロジェクトを保存するときは注意してください。ファイルのロックや中途半端な同期は、プロジェクトがおかしな状態になるよくある原因です。同期するのは作業ファイルではなく、バックアップにしましょう。

バージョン付きの保存とメディア管理

自動保存はセーフティネットです。意図的なバージョン管理は方法論です。

  • 節目ごとに別名で保存する。 Film_v012_assembly、Film_v013_finecut。ディスク容量は安いものですが、1週間分の作業はそうではありません。
  • 大きな変更の前にシーケンスを複製する。 幕の構成を変える、新しいオープニングを試す、カラーのためにロックする。どれも新しい複製に値します。
  • プロジェクトを小さく保つ。 何百もの古いシーケンス、使わなくなったジェネレーター、未使用のメディアを抱えたプロジェクトは保存が遅くなります。フリーズが集中するのは、遅い保存のときです。古い素材は別のプロジェクトにアーカイブしましょう。
  • 空き容量に気を配る。 システムドライブがほぼ満杯になると、保存やレンダリングが不安定になるという報告が編集者から寄せられています。プロジェクト用とキャッシュ用のドライブには十分な余裕を残してください。
  • 報酬が発生する仕事には3-2-1を守る。 コピーを3つ、ストレージの種類を2つ、そのうち1つは別の場所に。プロジェクトファイルは毎日、メディアは届いたときにバックアップします。

cinemaOSのプロジェクト保護

cinemaOSは、いつか何かがうまくいかなくなること、そして編集者が唯一の防衛線であるべきではないことを前提に作られています。ツールは File ▸ Project Safety と Projects & Recovery(⇧⌘O)にあります。

  • コピーとして復元される自動保存。 自動保存から復旧すると、cinemaOSはそれをコピーとして開きます。作業していたプロジェクトを上書きすることはありません。
  • チェックポイント。 「第2幕を組み直す前」のように、戻りたくなるかもしれない地点をワンアクションで記録できます。
  • バックアップ。 Back Up Current Projectで別のコピーを書き出します。バックアップは再検証されるので、開けることがわかります。
  • バージョンスナップショット。 Save Version Snapshotでシーケンスの状態を記録します。比較シートでバージョン間の変更点が表示されるので、ファイル名から推測するのではなく、どのショットが動いたのかがわかります。
  • Verified Archive。 Create Verified Archive、Verify Archive、Restore Archiveで、長期保管用にプロジェクトをまとめ、損なわれていないかを確認します。自己完結したコピーが必要なときは、Consolidate Media Into Projectで外部メディアを集められます。
  • Project Health(⌥⌘8)。見つからないメディアとプロジェクトの問題を1つの画面で確認でき、Missing Media & Relinkのすぐ隣にあります。
  • 読み取り専用ロック。 同じプロジェクトがすでに別のプロセスで開かれている場合、読み取り専用で開きます。2つのウィンドウで1つのファイルを開いて、気づかないうちに作業を上書きしてしまう典型的なミスを防ぎます。

調子の悪い日には、さらに2つの点が効いてきます。取り消しは250ステップまで可能で、プロジェクト内に保存されるため、再起動しても残ります。そして有効なライセンスがなくても、プロジェクトを開く、保存、バックアップ、再リンクができるので、体験期間の終了やライセンス確認の失敗でカットが人質に取られることはありません。

これらはどれも、きちんとした遠隔地へのバックアップの代わりにはなりません。フリーズから作業に戻るまでの距離を縮めてくれるものです。

どのNLEでも使える週1回の安全ルーティン

10分の習慣は、英雄的な復旧に勝ります。

  1. 毎週の終わりに、番号付きの新しいバージョンとして別名保存する。
  2. 自動保存が存在し、最新のものが開けることを確認する。
  3. メインシーケンスの交換用ファイル(FCPXML、XML、EDL)を書き出し、バックアップと一緒に保管する。最も小さく、最も持ち運びやすい保険です。
  4. プロジェクトファイルを別の場所にコピーする。
  5. 作業に関わるすべてのドライブの空き容量を確認する。
  6. 使わなくなったシーケンスや未使用のレンダーを削除するかアーカイブする。

アップデート後に編集ソフトが不安定になった場合は、アップデートでプロジェクトが壊れたときの対処法で、プロジェクトの途中でバージョンを固定する方法を解説しています。macOS上のAdobe特有のクラッシュパターンについては、MacでPremiere Proが落ちる原因と対処法をご覧ください。

FAQ

壊れたプロジェクトファイルは修復できますか?

以前の自動保存を開く、あるいはプロジェクトを新しいプロジェクトに読み込むことで直せる場合があります。最も確実な救出方法は、まだ開けるバージョンから編集をXML、FCPXML、EDLとして取り出し、エフェクトを後から作り直すことです。

自動保存は編集を遅くしますか?

非常に大きなプロジェクトでは、保存で短い停止が起きることがあります。解決策はたいてい間隔を延ばすことではなく、プロジェクトを軽くすることです。保存の頻度を減らすのではなく、古いシーケンスをアーカイブしてください。

同じフォルダにあるバックアップで十分ですか?

いいえ。同じドライブ上のバックアップは不良な保存からは守ってくれますが、ドライブの故障、盗難、同期のミスからは守ってくれません。少なくとも1つのコピーは別のストレージに置いてください。

次のフリーズを退屈な出来事にする

何で編集しているかにかかわらず、今日のうちに自動保存の間隔と保持するバージョン数を設定してください。チェックポイント、バージョンスナップショット、検証済みアーカイブがプロジェクトそのものの一部になっている編集ソフトが欲しいなら、cinemaOSを60日間の無料体験(カード登録不要)で試し、その中で週1回の安全ルーティンを回してみてください。